WIMAX

楽天ひかりとWiMAXを比較。速度、料金、使い勝手を詳しく解説。

楽天ひかりとWiMAXどっちが良い?

楽天ひかりと、WiMAXでお悩みでしょうか。

当記事では、光回線とWiMAXの適切な選び分けをご紹介します。

 

まずは両者の違いを簡単にまとめました。

楽天ひかり WiMAX +5G
契約期間 2年・3年 2年・3年・縛りなし
開通工事 必要 不要
月額料金 戸建て:5,280円/月
マンション:4,180円/月
割引非適用:4,000円前後
割引適用:3,500円前後
人口カバー率 全国政令指定都市で99%以上
最大通信速度 下り1Gbps/上り1Gbps 下り2.7Gbps/上り183Mbps
平均通信速度 下り238.07Mbps/上り227.64Mbps 下り129.22Mbps/上り19.9Mbps
平均Ping値 18.99ms 43.99ms
通信制限 なし 極端に大容量のデータ通信をすると一時的に制限の可能性あり
公式ページ 楽天ひかり公式ページ GMOとくとくBB WiMAX
※平均速度はみん速から引用。
※WiMAXの速度は、ホームルーターの「Speed Wi-Fi HOME 5G L12」のデータ。

 

結論から言って、自宅・オフィスで使うなら楽天ひかりを選びましょう。

そして、外出の際にも使いたい場合にWiMAXを使用するのがベストです。

 

簡単な選び分け方としては以下のようになります。

楽天ひかりがおすすめ WiMAXがおすすめ
  • ビジネス利用
  • 動作の重いオンラインゲーム(FPSなど)をする
  • 3人以上が同時にネット利用する
  • 一人暮らし・夫婦住まい
  • 外出時にもネットを使いたい
  • 引越し頻度が高い

 

WiMAXの方が安いため「光回線の代わりに使えないかな?」とお考えかもしれません。

WiMAXはホームルーター ・モバイルルーターから選べますので、ホームルーターを選べば光回線のように使うことも可能です。

 

そこの選び分け方としては、やはり3人以上など、複数人で使う場合は光回線の方が安定して良いですね。

一方で夫婦2人ぐらいであれば、WIMAXを光回線の代わりに使うことも可能です。

 

確かに光回線の方が速度は出ますが、WiMAXでも一般的なネット利用に必要な速度は十分に出るため、困ることはほとんどありません。

また、WiMAXのホームルーター は、実は自宅以外でも使えます。

そのため、光回線ではあり得ない自由度の高い使い方が可能です。

 

当記事では、楽天ひかりとWiMAXのメリット・デメリットや、最適な選択を解説していきます。

 

WiMAXのおすすめプロバイダ

今最もおすすめできるWiMAXプロバイダは、定番のGMOとくとくBB WiMAXです。

Wi-Fiとして大切な要素である「速度」「データ容量」「料金」の全てにおいて1番バランスがよいサービスだからです。

 

実質の月額料金は、キャンペーン内容やキャッシュバック金額にも左右されますが、3000円〜3500円程度で利用可能です。

光回線は5000円前後しますので、お得に利用できますね。

 

データ通信量も、2022年2月1日から、3日間の速度制限が撤廃されており、実質無制限で利用可能です。

 

WiMAXを申し込むなら、GMOとくとくBB WiMAXが一番おトクです。

4万円のキャッシュバックを実施しており、これは多くのWiMAXプロバイダの中で最大額です。

 

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GMOとくとくBB WiMAXのメリットや口コミは以下の記事で詳しくご紹介しています。

>>GMOとくとくBB WiMAXの口コミをもっと見る

 

また、各社WiMAXから比較して選びたい!という方に向けて、下記記事にて大手WiMAXサービスを比較しています。

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なぜGMO とくとくBB WiMAXが最善と言えるのか?を比較検討して知ることができます。

 

楽天ひかりの特徴&メリット

楽天ひかりは、いわゆる「光コラボレーション」の光回線です。

NTTフレッツ光を利用したインターネット回線を利用している光回線のことですね。

例:ドコモ光・ビッグローブ光・So-net光プラスなど

 

「光コラボレーション」のプロバイダである

光回線は、以下の4種類に分類することができます。

1.NTTの光回線

全国で利用できるがプロバイダーとの別途契約が必要。

2.光コラボレーション

全国で利用でき、プロバイダーとの別途契約も不要。

3.ダークファイバー系

一部地域でしか利用できないが回線が安定している。

4.電力会社系

利用可能地域が非常に限定されているが回線が早い。

NTTの光回線(フレッツ光)や光コラボレーションは、NTTのライトファイバーを共有しているため、混雑が生じやすく回線速度の安定性に課題があります。

 

一方、ダークファイバーは、端的に言えば「使われずに余っている予備の光ファイバー」のことです。

普通の光ファイバーよりも「料金が安く・速度が速い」という特徴があります。また利用者数が少ないため、物理的な混雑が起こりにくく、回線速度が安定しています。

 

そのため、楽天ひかりの速度は、光回線の中では普通ランクです。

楽天モバイルとのセットで割引

楽天ひかりの最大のメリットは、公式キャンペーンの楽天ひかりUN-LIMITです。

楽天モバイルのスマホのセット割引が受けられるサービスで、楽天ひかりの月額基本料が1年間無料になるというキャンペーンです。

さらに、楽天モバイルへ申し込まなくても、最初の1年間は戸建ては月額3,080円、マンションは月額1,980円で利用可能です。

 

楽天ポイントがたまる

楽天ひかりを契約すると、SPU(スーパーポイントアップ)+1倍がつきます。

そのため楽天ポイントがたまりやすくなり、楽天市場のヘビーユーザーにとってはお得感が高いといえますね。

さらに楽天モバイルも一緒に使えば、+1倍、楽天カード利用で+2倍などSPUを利用できますので、よりお得です。

事務手数料が安い

他社の光回線は、多くのプロバイダで事務手数料が3,300円かかりますが、楽天ひかりでは事務手数料がお安くなっています。

新規 880円
フレッツ光から乗り換え(転用) 1,980円
他社光コラボから乗り換え(事業者変更) 1,980円

1社契約でOK

光コラボレーションである楽天ひかりは、フレッツ光と比べて、契約がわかりやすくなっています。

楽天ひかりは回線とプロバイダサービスがセットになった一体型光回線です。

 

一方で、フレッツ光では、サービスを提供しているのはNTT、プロバイダはまた別の業者という形でややこしいです。

そのため契約後、問い合わせ先がわかりにくい問題がありました。

 

光コラボではこの点が解消され、契約&窓口が光コラボ事業者1社に統一されており、わかりやすくなっています。

 

ひかり電話・光テレビが利用可能

楽天ひかりでは、オプションを申し込むことでNTT東日本やNTT西日本のひかり電話、光テレビが利用できます

 

申し込みは、NTT東日本、またはNTT西日本に直接行います。

詳細は、楽天ひかりのオプションページから確認可能です。

 

ひかり電話や光テレビに対応していないプロバイダもあるため、すでにサービスを利用している人も乗り換えやすいですね。

大手企業が提供

楽天ひかりは「楽天」が提供している光回線です。

大手企業が提供している光回線なので、信頼して申し込むことが可能と言えますね。

楽天ひかり公式ページへ

楽天ひかりのデメリット

自宅でしか使えない

光回線は自宅でしか使えません。

一方で、WiMAXはホームルーターでも、100Vのコンセント給電さえできれば、場所を選ばず使うことが可能です。

工事費用がかかる

他社では、工事費用が無料になるプロバイダも多い中で、楽天ひかりは工事費用がかかります。

プラン 標準工事費 人員派遣の有無 屋内配線の調整
ファミリープラン 19,800円
(550円/月×36回)
あり あり
8,360円
(232円/月×36回)
あり なし
2,200円
(61円/月×36回)
なし
マンションプラン 16,500円
(458円/月×36回)
あり あり
8,360円
(232円/月×36回)
あり なし
2,200円
(61円/月×36回)
なし

さらに、工事日を土日に設定すると、追加で3000円かかる点も注意が必要ですね。

キャッシュバックが少ない

楽天ひかりでは、1,000ptの楽天ポイントが進呈されるキャンペーンなどを実施しています。

しかし、他社光回線では、高額キャッシュバック、他社違約金負担、そしてWiFiルータープレゼントなどが用意されており、楽天ひかりのキャンペーンはやや物足りないといえます。

無線ルーターを自前で用意する必要がある

楽天ひかりでは、無線ルーター(Wi-Fiルーター)のレンタルを実施していないため、自前でルーターを用意する必要があります。

他社では多くの場合レンタルしてくれるケースが多いので、やや面倒といえます。

一方で、好きなWi-Fiルーターを選べるというメリットもありますが、Wi-Fiルーターの機種にこだわる方は少数派でしょう。

 

速度はあまり速くない

楽天ひかりは、光回線の中で相対的に見ると、速度は遅い方です。

みん速の光回線速度ランキング59番中49位の速度です。

とはいえ、当然WiMAXよりは速くなっています。

WiMAXのメリット

筆者が屋外で使っているWiMAXのモバイルルーター

 

WiMAXのメリット
  • 工事なしですぐに使える
  • 持ち運んでどこでも使える
  • モバイルWiFiの中では高速
  • 光回線よりも月額料金が安い

WiMAXは、一言で言えば「簡単な設定をするだけで家や外出先で手軽に高速インターネットを楽しめる通信端末」です。

本来の意味は「Worldwide Interoperability for Microwave Access」の略で、携帯電話の3GやLTEなどと同じ無線通信技術規格の一種です。

 

有線接続である光回線とは違って、UQ WiMAX社が提供する無線インターネット回線を使って通信を行います。

ドコモ(docomo)、au、ソフトバンク(SoftBank)など大手キャリアが使う4G LTE回線とは別の回線ですね。

工事不要で手軽に使える

光回線と比べた場合、WiMAXは工事不要の手軽さが魅力です。

最短当日発送のプロバイダも多いため、ルーターが届き次第すぐにWi-Fi環境を構築することができます。

持ち運んでどこでも使える

WiMAXはモバイルルーターとホームルーターから選ぶことができます。

モバイルルーターは200gを切る軽量設計で、どこにでも持ち運んでWi-Fi環境を利用することができます。

 

また、あまり知られていないことですが、ホームルーターも自宅以外での使用が可能です。

ただし100Vのコンセント給電が必要なため、別途電源供給の方法は考える必要があるものの、例えばキャンピングカーなどで使うなどの利用方法も考えられます。

 

光回線にはない、自由度が魅力ですね。

モバイルWi-Fiの中では高速

筆者のWiMAXモバイルルーターの実測値が20~60Mbps程度です。他のモバイル型WiFiと比較してもWiMAXは速い部類に入ります。

最低でも下りが5Mbps程度あれば、ストレスは出にくいので、WiMAXの速度は実用十分と言えます。

 

一般的な用途であれば十分対応できる速度が出ていることがわかりますね。

光回線よりも月額料金が安い

光回線は4000円〜5000円程度の月額料金がかかります。

一方で、WiMAXは多くのプロバイダでお得なキャッシュバックキャンペーンなどを実施しており、実質の月額料金は3500円程度で利用することができます。

WiMAXのデメリット

WiMAXのデメリット
  • 固定回線(光回線)と比べて通信が不安定
  • 大人数が一斉に使うのには向かない
  • 短期間に使いすぎると速度制限がかかる
  • 使えないエリアが意外と存在する

光回線より通信速度や安定性は劣る

光回線と違って無線でのモバイル通信での接続となりますので、どうしても通信速度は低くなります。

基地局から無線で電波を受信しているので、地下や高層階、山奥など条件によっては通信が不安定になります。

 

光回線と同等の下り最大1Gbps程度を謳うサービスもありますが、あくまでも理論値上の話であり、実際に利用してみると実際の速度(実測値)が遅いこともあります。

大人数が一斉に使うには向かない

WiMAXルーターはデータを転送できる回線速度(転送速度)が予め決まっています。

そのため複数人で利用する場合、基地局〜ルーターの最大速度の中でシェアしながら通信します。

 

接続台数が多くなれば、その分回線使用率が増えて1台あたりの速度が遅くなります。

 

もちろん、光回線でも同じで同時接続数が多くなると、速度は低下します。

しかしその耐性が高い傾向にあります。

速度制限がある

WiMAXでは、「3日間で15GB」の通信量制限がありましたが、現在は撤廃されています。

そのため、実質無制限で利用することが可能です。

 

しかし、一定期間に大容量通信を行った場合には混雑時間帯に速度制限が適用されることもあります。

一定期間内に大量のデータ通信のご利用があった場合、混雑する時間帯の通信速度を制限する場合があります。

出典: UQ WiMAX公式サイト

 

一方で、光回線は、データ容量の制限はありません。

使えないエリアが存在する

WiMAXの対応エリアは広がっており、現在は田舎でも利用できます。

ただし都市部よりはエリアが狭いため、契約前の対応エリアチェックは必須です。

楽天ひかりとWiMAXは適切に選び分けしよう

まとめると、楽天ひかりは特に楽天モバイルユーザーにおすすめできるプロバイダです。

セット割を上手に活用すれば、かなり安価に利用できるためです。

また、大手である楽天が運営していることもあり、安心してお使いいただけるプロバイダです。

 

一方、WiMAXについても、光回線の代わりに使う場合、速度面が不安になるかと思いますが、十分以上の速度を提供してくれています。

 

正直に言って、速度面に不満を感じるケースは稀だと感じています。

オンラインゲームなどでハードに使う場合は不足を感じる可能性もありますが、少なくとも一般的なネット通信で困ることはほぼありません。

 

また、よく外で三人ぐらいで接続して、外で仕事していますが問題ないですね。

ただしそれ以上人数が増えてくると、やはり光回線の方が安定した接続環境となることは間違いのないところです。

 

まとめると、WiMAXは特に最近のルーター端末はかなり実用的な速度が出ていますので、光回線の代わりに使うことは十分に可能と言えます。

引っ越しが多い方や、外でもWi-Fi環境が欲しい方は、十分に楽天ひかりの代わりになるかと思います。

 

一方で、接続時の安定性や、圧倒的な速度を求める方、ソフトバンクユーザーの方は楽天ひかりを選んだ方が良いでしょう。

 

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