ゲーム用におすすめの工事不要Wi-Fi
そんな疑問をお持ちでしょうか。
結論から言って、ゲーム用に工事なしのWi-Fiを用意するなら、いわゆる「置くだけWi-Fi」がおすすめです。
コンセントを挿すだけでWi-Fi環境が開通するため工事不要です。
また、光回線よりも安価に利用することが可能です。
ただし、FPSゲームなどデータ通信量が多く、Ping値を要求されるゲームには不向きです。
FPSゲームをがっつりやりたい場合は、工事が必要ですが光回線を導入するのが良いですね。おすすめは、「Gaming+(ゲーミングプラス)」などゲーム専用で速度を最重視した光回線です。
ポケットWi-Fiを勧めているサイトもありますが、データ通信制限があるためおすすめできません。
どうしても持ち運びたい場合はポケットWi-Fiが良いですが、快適にプレイしたいなら選択肢から外れます。
ゲーム用におすすめの工事不要Wi-Fi:置くだけWi-Fi
コンセントを挿すだけで開通
置くだけWi-Fiは、一般的に「ホームルーター」や「コンセントに挿すだけWi-Fi」などとも呼ばれます。
最大のメリットは、光回線のような工事がいらない点です。
文字通り、ホームルーター端末本体に装備されているコンセントを「挿すだけ」ですぐにネット環境が整います。
回線の契約が必要
置くだけWi-Fiを使ってデータ通信を利用するためには、必ずプロバイダとの契約が必要です。
人気の置くだけWi-Fiの機種は以下になります。
ドコモhome5G | HR01 |
WiMAX | HOME L12 |
SoftBank Air | Airターミナル5 |
楽天ターボ | Rakuten Turbo 5G |
それぞれ、プロバイダとの契約をすれば、コンセントを挿すだけですぐにWi-Fi環境が整います。
置くだけWi-Fiのメリット
工事不要
置くだけWi-Fiのメリットは、何と言っても工事不要である点です。
光回線の場合は面倒な工事が必要です。申込から1ヶ月〜2ヶ月程度時間がかかりますが、挿すだけWi-Fiなら最短当日からインターネット環境が手に入ります。
特別なメンテナンスも必要なく、調子が悪いと思ったらコンセントを一回抜いて、再度接続することで自動で再起動します。
データ通信量が実質無制限
当日を含む直近3日間のデータ利用量が特に多いお客さまは、それ以外のお客さまと比べて通信が遅くなることがあります。なお、一定時間内または1接続で大量のデータ通信があった場合、長時間接続した場合、一定時間内に連続で接続した場合は、その通信が中断されることがあります。
出典:home 5G ドコモ
置くだけWi-Fiは、データ通信量について一定の制限があります。
そのため、完全には無制限とは言えません。
じゃあ、ゲームには向いていないのでは?と感じるかもしれません。
しかし、「○日間で○GB使ったら制限」という具体的な制限はないため、「実質無制限」という形になっています。
オンラインゲームのデータ通信量は1時間で150MB程度ですので、1日数時間のプレイであればWiMAXでも十分対応可能です。
オンラインゲームを数時間プレイする程度の、常識的なデータ量であればまず通信制限になることはありません。
ちなみにこういった制限は、置くだけWi-FIの全てのプロバイダで共通で設定されています。
配線がなくスッキリ
ドコモ home 5Gの配線は電源コードのみ。通常のWi-Fiルーターのような複雑な配線がないためルーター周りがスッキリします。
引っ越しが多い場合に最適
引っ越し時に面倒な手続きが必要ないので、転勤が多いビジネスマンにも向いています。
利用中の端末を持っていくだけで新居でも問題なく使えます。ただし利用先の変更届けは申請する必要がありますのでご注意ください。
光回線よりも安い
光回線やポケットWi-Fiと比べて、比較的安価な料金で利用することができます。
ドコモやソフトバンクといったキャリアからも販売され、各社スマートフォンとの「セット割」も提供されています。
置くだけWi-Fiのデメリット
置くだけWi-Fiのデメリットは以下。
- 光回線より通信速度や安定性は劣る
- 自宅でしか使えない
光回線と違って無線でのモバイル通信での接続となりますので、どうしても通信速度は低くなります。
基地局から無線で電波を受信しているので、地下や高層階、山奥など条件によっては通信が不安定になります。
光回線と同等の下り最大1Gbps程度を謳うサービスもありますが、あくまでも理論値上の話であり、実際に利用してみると実際の速度(実測値)が遅いこともあります。
光回線と置くだけWi-Fiの速度比較は以下のようになります。
ドコモ home 5G | ドコモ光 | |
平均Ping値:
|
50.69ms | 19.11ms |
平均ダウンロード速度(下り) | 183.9Mbps | 281.06Mbps |
平均アップロード速度(上り) | 19.81Mbps | 260.41Mbps |
出典:みん速
一般的なユーザーが注目するべき数値は「下り」の速度です。インターネットをするときに、データをダウンロードするための速度を表しています。
また、平均Ping値が高い点も注目すべき点です。Ping値は、「応答速度」を表しており、低いほど良いとされています。
例えば、FPSゲームなどをする場合は、15msは欲しい。と言われています。FPSゲームなどをがっつり楽しみたい場合は、光回線にしましょう。
ちなみに、「Gaming+(ゲーミングプラス)」のように、オンラインゲームに特化した専用の光回線サービスもあります。広帯域の利用で混雑回避(v6プラスを採用)しており、速度重視のユーザーに好まれています。
実際に「みんなのネット回線速度」(投稿型の通信速度コミュニティ)での通信速度の数値は最速クラスであり、期待できます。
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Gaming+(ゲーミングプラス)についての詳しい解説は以下の記事でご紹介しています。
Gaming+の評判 Gaming+とは サービス名 Gaming+ 月額料金 3,278円+光回線の利用料 最大速度 1Gbps/10Gbps 平均速度 下り:446Mbps 上[…]
光回線各社の比較記事は以下になります。
光回線おすすめ比較ランキング 光回線はたくさんありすぎて選ぶのが大変。 スマホキャリア別のおすすめ光回線を知りたい。 手っ取り早くおすすめプロバイダを教えて。 そんな疑問をお持ちでしょ[…]
自宅でしか使えない
挿すだけWi-Fiはコンセントを挿す必要があるため、基本的に自宅以外で使うことはできません。
また、プロバイダによっては自宅以外での使用を禁じているケースもあります。
ゲーム用Wi-Fiの選びかた
光回線おすすめ比較ランキング 光回線はたくさんありすぎて選ぶのが大変。 スマホキャリア別のおすすめ光回線を知りたい。 手っ取り早くおすすめプロバイダを教えて。 そんな疑問をお持ちでしょ[…]
ゲーム用にインターネット回線を自宅に引く場合、まず考えられるのは光回線の導入です。
もっとも速度が速く、データ通信量も無制限となるためです。
ただし料金は少し高めです。
また、何よりも工事がめんどくさいというデメリットがあります。
置くだけWi-Fi 厳選3社
オススメ度: 5 | オススメ度: 5 | オススメ度: 5 |
1〜12ヶ月目:3,278円/月 13ヶ月目以降:5,368円/月 |
4,950円/月 | 初月~2ヶ月目:1,474円 3~35ヶ月目:3,784円 37ヶ月目以降:4,444円 |
LTE回線 | ドコモの4G(LTE)/5G回線 | WiMAX |
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スマホと同じモバイル回線を利用したインターネット回線。データ容量の制限が無く、インターネット使い放題。 | 2021年8月に発売開始。5G高速通信対応で、最大4.2Gbpsと高速通信が可能。料金プランは月額4,950円(税込)の1種類とシンプルで分かりやすい。 |
WiMAXプロバイダのなかで実質の月額料金がもっとも安い。価格重視のユーザーにおすすめ。WiMAXの本家UQコミュニケーションズが提供する「WiMAX2+」回線を利用。 |
SoftBank Airの口コミ
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ドコモhome 5Gの口コミ | |
公式サイト |
すぐに引っ越しする場合や、工事ができない場合などなんらかの事情がある場合は「置くだけWi-Fi」を検討することになります。
置くだけWi-Fiには、スマートフォンと同じLTE通信を利用するものと、KDDIが提供するWiMAXの2種類があります。
繋がりやすさや対応エリアの広さなど、インターネットへの接続のしやすさはLTE系のモバイル通信が有利です。
山間部や地下など接続しにくい状況などが想定される場合は、LTE系がおすすめです。
一方で、WiMAXは通信速度が速く、データ通信量が無制限という特徴があります。
ただしLTE系の挿すだけWi-Fiよりも、対応エリアは少し狭くなります。
置き型Wi-Fiのデメリットとしては、光回線より速度は劣ることです。
以下、「置き型Wi-Fi」おすすめプロバイダをご紹介します。
速度が早い置き型Wi-Fi:WiMAXのホームルーター
ゲーム用として、光回線の代わりになるサービスとしては、WiMAXのホームルーターが挙げられます。
WiMAXとは
WiMAXは、UQモバイルが提供しているWiMAX通信網を利用した無線モバイル通信端末です。
端末はホームルーターとポケットWi-Fiが用意されており、簡単な設定をするだけで家や外出先で手軽に高速インターネットを楽しむことができます。
WiMAX +5Gと呼ばれる、UQ モバイルが提供する無線インターネット回線を使って通信を行います。
WiMAXのメリット・デメリット
自宅のネット回線として利用するためには十分な通信速度が必要ですが、WiMAXはその要件を満たす優れた選択肢となります。
具体的には、最新機種である「W06」と「L02」は下り通信速度が1Gbpsを超えています。
あくまでもスペック上の数値なので実測値としては下がるものの、ほぼ光回線並みと言えるスピードです。
(ただしPing値が高いため、FPSなどデータ量をたくさん使うゲームには不向き)
LTE回線を利用した置き型Wi-Fiよりも通信速度が速くなります。
また、自宅のネット回線として利用するためには、大量のデータ通信が必要です。
こうした制限に悩まされないためには、データ使用量を無制限で利用できる回線が必要です。
その点で、WiMAXは優れた選択肢と言えます。
WiMAX厳選プロバイダ
WiMAXのホームルーターを申し込むなら、GMOとくとくBB WiMAXが一番おトクです。
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GMOとくとくBB WiMAXのメリットや口コミは以下の記事で詳しくご紹介しています。
また、各社WiMAXから比較して選びたい!という方に向けて、下記記事にて大手WiMAXサービスを比較しています。
WiMAXおすすめ比較ランキング WiMAXとは WiMAXとは、一言で言えば「簡単な設定をするだけで家や外出先で手軽に高速インターネットを楽しめる通信端末」です。 本来の意味は「Worldwide Interoperabil[…]
広範囲で使えるWi-Fi:LTEの置くだけWi-Fi
置くだけWi-Fiは、プロバイダによって使われている通信回線が異なります。
繋がりやすさや対応エリアの広さなど、インターネットへの接続のしやすさはSoftBank Airやドコモhome5GといったLTE系のモバイル通信が有利です。
山間部や地下など接続しにくい状況などが想定される場合は、LTE系がおすすめです。
一方で、料金重視、速度重視の場合はWiMAX(GMOとくとくBB WiMAX)が良いですね。
WiMAXの場合は、GMOとくとくBB、カシモ、UQなど様々なプロバイダがあるため、比較的価格が安くなります。
また、置くだけWi-Fiは光回線と比べて、比較的安価な料金で利用することができます。
ドコモやソフトバンクといったキャリアからも販売され、各社スマートフォンとの「セット割」も提供されています。
FPSゲームなら:光回線
光回線とは
光回線は、物理的なケーブルを使ったインターネット接続サービスのことです。
無線接続であるWiMAXや置き型Wi-Fiと比べると、光回線のほうが通信速度の安定性、高速性に優れています。
光回線おすすめプロバイダ
もし工事が面倒でなければ、光回線を導入した方が速度は速いです。筆者おすすめの光回線は、NURO光です。
NURO光については以下の記事で詳しく解説しています。
【2023年最新】光回線おすすめ比較ランキング。初心者にも分かりやすく選び方を解説。
なお、最新の’お得で通信速度が速い光回線’を知りたい方は「【2023年最新】光回線おすすめ比較ランキング。初心者にもわかりやすく選び方を解説。」をご紹介しています。
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光回線のメリット・デメリット
光ケーブルを自宅に引き込んで無線ルーターを設置することで利用することができます。
光回線はWiMAXなどの無線通信と比べて速度が速いです。速度重視の方は光回線を選ぶべきですね。
光回線は通信制限がなく、高速で安定したインターネットをデータ容量を気にせずに使い放題となります。
高画質の動画視聴やオンラインゲーム、動画配信などデータ容量をたくさん使用する使い方でも問題ありません。
デメリットとしては、新規契約の場合には回線の引き込み工事が必要となります。
場合によっては立会いする必要もあるので、面倒ですね。
また光回線は物理的な光ケーブルでデータ通信をする回線なので、自宅以外で利用することはできません。
ゲームにおすすめの工事不要Wi-Fiプロバイダまとめ
基本的には、Wi-Fiプロバイダをゲーム用として使いたい場合、最適なのは光回線となります。
工事が面倒な場合は、「置くだけWi-Fi」と呼ばれてるホームルーターを検討しましょう。
筆者のおすすめはWiMAXです。WiMAXは、KDDIが提供するWiMAX回線で通信しますが、他社のホームルーターよりも通信速度が速くなっています。
さらに、データ通信量の実質無制限のため、光回線の代わりとして使うのに適しています。
WiMAXのホームルーターなら、GMOとくとくBB WiMAXのホームルーターがおすすめです。
✔東証一部上場のGMOインターネットグループ運営で安心
✔月の利用料金がWiMAX業界最安級!
※簡単1分で申し込み完了
※15:30までの申し込みで翌日から使えます
WiMAX以外であれば、
SoftBank Air → LTE回線
ドコモhome5G → ドコモの4G(LTE)/5G回線
などのホームルーターを選ぶことになります。
WiMAXほどの速度は出ませんが、LTE回線(一般的にスマートフォンで使われている通信方式)を採用しているため、WiMAXよりも通信可能なエリアが広くなっています。
WiMAXのエリア外などであれば、こちらを選ぶと良いでしょう。