回線速度は速いのに動画が止まる!原因と解決策をご紹介
回線速度はしっかり出ているのに、YouTube動画・NetFlixなど動画視聴していると途中で止まる、カクカクしてしまう。
そんなケースがあります。
端末側に問題があるケース
お使いの端末、PC、スマホ、タブレット側に問題があるケースです。
利用している端末が古かったりスペックが低い場合に、動画の再生時にカクカクしたり、まともに再生できない場合があります。
その他、一時的に調子が悪いことも考えられますし、インストールしたアプリに問題がある場合など様々な原因が考えられます。
端末を再起動したり、不要なアプリを削除することで解決する場合もあります。
原因が端末側にあるかどうか?は、複数端末をお持ちの場合には、他の端末で動画再生が正常にできるかどうかで確認することができます。
同じネット回線を利用していて、他の端末ではスムーズに動画再生ができる場合、お使いの端末側に問題があります。
動画視聴サービス側の問題
視聴しているあなたのせいではなく、動画視聴サービス側の問題の可能性もあります。
昨今では、動画視聴サービスの人気は高まり続けており、ユーザーが増加しています。
そのため、混み合う時間帯などではサーバーに負担がかかりすぎて、ユーザーに快適な動画視聴を提供できていない可能性もあります。
回線速度の問題
回線速度が本当に足りているかどうか、もう一度確認してみましょう。
動画が途中で止まったり、カクカクしてしまう最大の原因は、やはり回線速度に問題があるケースが多いです。
回線速度は利用している時間帯、曜日によっても左右されます。
回線速度の計測方法
ネット環境の速度を調べる方法があります。
Googleで「ネット速度 計測」と調べると、一番上にGoogleが提供している回線速度の計測ツールが表示されます。
そちらで測っても良いですし、様々な事業者が回線速度計測のサービスを提供しています。そのうちいずれかで計測してみましょう。
試しに筆者の環境(光回線)で、Googleの計測ツールで速度を計測してみた結果です。
78Mbpsと、4Kなどの高画質な動画視聴にも十分に耐えうる速度が出ていることがわかります。
Googleのツール以外ですと、Netflixが提供している「fast.com」がおすすめです。
ダウンロードスピードはどのくらいですか? FAST.comはお客様のISPスピードを数秒で測定いたします。…
面倒な設定などなく、アクセスしたらすぐに計測してくれます。
ただし、スピードテストはあくまでも参考値です。間違った数値というわけではありませんが、
- スピードテストするサーバーの混み具合
- 基地局の混み具合
- ユーザー付近の電波状況
などに左右されるため、テストするサービスによって数値が上下しますし、お使いのプロバイダの正確な通信速度を測ることは難しいと言えます。
とはいえ、極端に遅い、などの場合は結果としてあらわれますので、測ってみる価値はあります。
YouTube動画の視聴に必要なデータ通信量
動画の解像度 | 推奨される持続的な速度 |
4K | 20Mbps |
HD 1080p | 5Mbps |
HD 720p | 2.5Mbps |
SD 480p | 1.1Mbps |
SD 360p | 0.7Mbps |
出典:YouTube
一例として、YouTube動画の視聴に必要なデータ通信量です。
4Kの動画もたまに見かけますが、まだまだフルHD(1080p)という動画も多いです。フルHDの場合には、5Mbps程度あれば快適に視聴可能です。
スマホなど小さい画面の場合、480p〜720p程度でも十分な画質で動画視聴することができます。
もし動画がうまく再生されない場合や、通信速度の遅い環境にいる場合は、少し低画質に設定してみて視聴できるかどうか試してみると良いですね。
画質を低くすることで、カクカクしたり、途中で止まってしまう現象を避けることができます。
プロバイダに問題がある
動画視聴がスムーズにいかない…速度が遅いプロバイダを利用している場合もあります。
例えば光回線の場合、NTT系のフレッツ光などの「ライトファイバー系」光回線をお使いなら、いわゆる「ダークファイバー系」光回線に乗り換えることで、速度が上がるケースがありますよ。
ダークファイバー系光回線で速度に定評があるのは、NURO光(ソニーネットワークコミュニケーション)です。
また、現在LTE系のモバイルWi-Fi端末をお使いの場合には、データ無制限で高速通信が可能なWiMAX端末に乗り換えると、速度が改善することがあります。
WiMAXなら下り通信速度が1Gbpsを超えており、ほぼ光回線並みと言えるスピードです。
データ通信量が無制限なので、高画質な動画を好きなだけ視聴できるのもメリットですね。
WiMAXのホームルーターを申し込むなら、GMOとくとくBB WiMAX × UQ WiMAXが一番おトクです。
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GMOとくとくBB WiMAXのメリットや口コミは以下の記事で詳しくご紹介しています。
動画が止まる時の対処方法
動画が止まってしまう際の対処方法は以下になります。
YouTubeだけでなく、Netflixなど様々な動画配信サービスで共通して使える対処法となっています。
画質を下げる
動画が止まってしまう場合、まずは画質を下げてみましょう。
高画質の動画はより多くのデータを使用するため、インターネット接続が不安定な場合は動画の再生に支障をきたすことがあります。
動画プレーヤーの設定や画質設定ボタンを探し、画質を下げるオプションがあるか確認してください。
通常、480pや720pのような低い画質を選択すると、動画の読み込みや再生がスムーズになることがあります。
視聴する時間帯を変える
動画配信サービスの利用者が多い時間帯は、インターネット回線の混雑が発生しやすいです。
特に夕方や週末は多くの人が動画を視聴するため、回線速度が低下しやすいです。
もし動画が止まってしまう場合、視聴する時間帯をずらしてみることを検討してください。
朝早くや深夜など、利用者数が比較的少ない時間帯に視聴することで、よりスムーズな再生が期待できます。
回線速度や種類を見直す
動画が止まる問題が頻繁に発生する場合、自宅のインターネット回線に問題がある可能性があります。
まずは先ほどご紹介した方法(ネットの回線速度計測サイト)で回線速度を確認してみてください。
プロバイダが提供している回線速度と、実際の速度が一致しているか確認しましょう。
速度が契約通りでない場合は、プロバイダに問い合わせるか、他のプロバイダに乗り換えを検討します。
一部の回線(ダークファイバー系光回線やWiMAXなど)はより高速な接続が可能ですので、自宅の回線種類を見直すことも検討してください。
光回線の乗り換え
今お使いの光回線が、NTTの光回線(フレッツ光)や光コラボレーションの場合、ダークファイバー系光回線に乗り換えることで速度が向上する可能性があります。
NTTの光回線はNTTのライトファイバーを共有しているため、混雑が生じやすく回線速度の安定性に課題があります。
一方、ダークファイバーは、端的に言えば「使われずに余っている予備の光ファイバー」のことです。
普通の光ファイバーよりも「料金が安く・速度が速い」という特徴があります。また利用者数が少ないため、物理的な混雑が起こりにくく、回線速度が安定しています。
そのため、既に光回線を利用している方でもインターネットの速度に不満を感じている場合には、ダークファイバーに乗り換えることで速度アップを体感できる可能性があります。
ダークファイバー系光回線で速度に定評があるのは、NURO光(ソニーネットワークコミュニケーション)などです。
大手企業が提供している光回線なので、信頼して申し込むことが可能と言えますね。
また、各社光回線から比較して選びたい!という方に向けて、下記記事にて大手光回線サービスを比較しています。
光回線おすすめ比較ランキング 光回線はたくさんありすぎて選ぶのが大変。 スマホキャリア別のおすすめ光回線を知りたい。 手っ取り早くおすすめプロバイダを教えて。 そんな疑問をお持ちでしょ[…]
Wi-Fi端末の乗り換え
今お使いのWi-Fi端末がLTE系のポケットルーター・モバイルルーターの場合、WiMAXに乗り換えることで速度が改善される可能性が高いです。
WiMAXは、UQモバイルが提供しているWiMAX通信網を利用した無線モバイル通信端末です。
快適な動画閲覧を楽しむためには、十分な通信速度が必要ですが、WiMAXはその要件を満たす優れた選択肢となります。
具体的には、最新機種である「W06」と「L02」は下り通信速度が1Gbpsを超えています。
あくまでもスペック上の数値なので実測値としては下がるものの、ほぼ光回線並みと言えるスピードです。
また、高画質動画視聴を楽しむには、大量のデータ通信が必要です。
しかし、LTE回線を利用したポケットWi-Fiではデータ使用量に制限があるため、制限を超えると通信速度が低下したり、追加の料金が発生したりすることがあります。
こうした制限に悩まされないためには、データ使用量を無制限で利用できる回線が必要です。
その点で、WiMAXは優れた選択肢と言えます。
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視聴する端末を変える
動画が止まったりカクカクしたりする場合、利用している端末に問題がある可能性があります。
まずは別の端末で同じ動画を試してみてください。例えば、スマートフォンやタブレットからパソコンに切り替えることで、再生の安定性が向上することがあります。
端末の性能やネットワーク接続の安定性に違いがあるため、別の端末を試すことで問題が解消される可能性があります。
動画以外のタスクを終了する
動画を視聴している際に、同時に多くのアプリやタスクが実行されていると、デバイスのパフォーマンスに負荷がかかります。
これが動画の再生に支障をきたす原因になることがあります。
他のアプリやタスクを終了し、動画再生に専念することで、スムーズな再生を実現できるかもしれません。
簡単にできることとしては、ブラウザのタブを整理し、余分なタブを閉じることで、メモリや処理能力を解放することができます。
Webブラウザのタブを数十個、数百個開いてしまっている、というケースは結構ありますよ。
視聴する場所を変える
動画が止まる問題が特定の場所でのみ発生する場合、その場所のネットワーク環境が原因かもしれません。
自宅の場合、視聴する部屋を変えると、動画の再生品質を向上させることができるかもしれません。
ルーターの電源を入れ直す
ルーターに一時的な問題が発生している可能性があります。
ルーターの動作をリセットするために、電源を一度切ってから再度入れ直してみましょう。
10秒程度待ってから再度電源を入れることで、ネットワーク接続のリフレッシュが行われ、問題が解消される可能性があります。
接続台数を減らす
自宅のネットワークに多くのデバイスが接続されている場合、帯域幅の制約が発生し、動画の再生に支障をきたすことがあります。
例えば、同じWi-Fiネットワーク上で複数のスマートフォンやタブレット、コンピュータが同時に動画を再生していると、ネットワークの混雑が生じます。
問題が発生しているデバイスの接続を一時的に解除するか、他のデバイスでの動画再生を一時停止することで、帯域幅の制約を軽減し、動画の再生品質を改善することができます。
回線速度が速いのに動画が止まる!対処法まとめ
動画配信サービスで動画が止まってしまう場合、画質を下げる、視聴する時間帯を変える、回線速度や種類を見直すなどといった対処方法を試してみてください。
流石に、当記事に記載されている方法を全て試してみて、それでもダメ…というケースは稀だと思われます。
もし問題が解消されない場合は、プロバイダに連絡してサポートを求めたり、プロバイダを変更することも視野に入れましょう。
光回線のおすすめは、NURO光。
モバイル通信のルーターはGMOとくとくBB WiMAXがおすすめです。
それぞれの方法は状況によって異なる結果が出る可能性があるので、いくつかの方法を組み合わせて試してみてください。