ダークファイバー系光回線のおすすめプロバイダ
速度が速いと定評のある、ダークファイバー系光回線。
「ダークファイバー系」の光回線は、NTTの光回線(フレッツ光)とは別の光回線を使用します。
利用者数が少ないため、物理的な混雑が起こりにくく回線速度が安定しています。
そのため、既に光回線を利用している方でもインターネットの速度に不満を感じている場合には、ダークファイバーに乗り換えることで速度アップを体感できる可能性があります。
ご自宅の光回線を導入する際に、検討される方も多いはずです。
結論から言って、ダークファイバー系と呼ばれている光回線は2社のみ。
だけとなります。
いずれも、速度や料金と言ったサービス品質に定評のあるプロバイダとなっており、選んで損はないといえます。
ただしダークファイバー系光回線は、利用できるエリアが限定されています。
ですので、お住いの地域で利用できる方を選ぶ、という選び分け方になるでしょう。
ダークファイバー系光回線とは
なぜ「ダークファイバー」と呼ぶのか
なぜ「ダークファイバー」と、ちょっと怖そうな名前で呼ぶのでしょうか。
ダークファイバー系の光回線で利用する光ケーブルは、端的に言えば「使われずに余っている予備の光ファイバー」のことです。
つまり、「光」を通信していない状態なので、暗い=ダークという訳ですね。
通信事業者が予備として敷いた光ケーブルなのですが、使わずに余らせていてももったいないので、他の事業者に貸し出しているのです。
一方で、すでに利用されている光回線は、「光」を通信している状態なので、「ライトファイバー」と呼ばれることもあります。
という訳で、ちょっと怪しい感じがするネーミングですが、実はそんなことはなく、安心して利用することができます。
光回線の種類
光回線は、以下の4種類に分類することができます。
1.NTTの光回線
全国で利用できるがプロバイダーとの別途契約が必要。
2.光コラボレーション
全国で利用でき、プロバイダーとの別途契約も不要。
3.ダークファイバー系
一部地域でしか利用できないが回線が安定している。
4.電力会社系
利用可能地域が非常に限定されているが回線が早い。
NTTの光回線(フレッツ光)や光コラボレーションは、NTTのライトファイバーを共有しているため、混雑が生じやすく回線速度の安定性に課題があります。
一方、ダークファイバーは、フレッツ光では使われていない光ファイバーを利用します。
普通の光ファイバーと比べて利用者数が少ないため、「料金が安く・速度が速い」という特徴があります。
また物理的な混雑が起こりにくく、回線速度が安定しています。
そのため、既に光回線を利用している方でもインターネットの速度に不満を感じている場合には、ダークファイバーに乗り換えることで速度アップを体感できる可能性があります。
しかし一方で、NTTの光回線(フレッツ光)とは別の光回線を使用するため、大丈夫なのか?といった間違った評判が生まれてしまうケースもあります。
その点で言えば、NURO光は「ソニーネットワークコミュニケーション」が提供している光回線です。
大手企業が提供している光回線なので、信頼して申し込むことが可能と言えますね。
速度が速い
ダークファイバー系光回線最大の特徴としては、やはり通信速度の速さが挙げられるでしょう。
下り速度 | 上り速度 | Ping値 | |
---|---|---|---|
auひかり | 484.17Mbps | 446.86Mbps | 15.77ms |
NURO光 | 494.51Mbps | 460.77Mbps | 14.92ms |
光回線平均 | 335.56Mbps | 251.14Mbps | 20.58ms |
出典:みん速
光回線の平均値よりも、大幅に上回っていることがわかります。
(ちなみにPing値というのは、値が小さいほど良いとされている数値となります。)
事業者独自のシステムを作れる
ダークファイバー系光回線では、フレッツ光とはまったく別の光回線を利用します。
そのため、事業者が独自で通信規格を作ることが可能です。たとえばNURO光が採用している「G-PON」が例となります。
フレッツ光や光コラボの事業者が採用している「GN-PON」と比べて、より速い通信速度を出すことができます。
料金が安い
月額料金の安さもメリットの1つです。
光回線の戸建てプランの月額料金の相場はおおよそ5500円前後ですが、ダークファイバー系の光回線であるNURO光では、月額5200円で利用することができます。
またマンションプランについてはさらにお得で、4,400円前後が相場のところ、最安で2090円から使うことができます。
それでいて、速度はライトファイバーよりも速いため、非常にコストパフォーマンスに優れたサービスですね。
ダークファイバー系光回線のデメリット
提供エリアが狭い
ダークファイバー系光回線最大のデメリットとしては、提供エリアが狭いことです。
なぜなら、ダークファイバーの回線が敷設されていない地域が多いためですね。
ダークファイバー系の光回線は、予備の光回線を利用しています。
人口が多い地域では予備の回線が敷かれていることが多いのですが、一方でエリア外となってしまうケースもあります。
ダークファイバー系光回線の速度や料金に魅力を感じても、エリア外では契約することができないのです。
回線撤去費用が高い
引っ越しの際に、賃貸住宅によっては「現状復帰」を求められるケースがあります。
そうなった時に、ダークファイバー系光回線を単に解約するだけではなく、光ケーブルの撤去工事が必要になるケースもあります。
ダークファイバー系では撤去費用が高く、10,000円以上の高額な撤去費用を支払うこともあります。
開通までに時間がかかる
ユーザーがダークファイバー系の光回線プロバイダに申し込んだあとに、プロバイダがNTTに利用申請をします。
そして、その後に開通のために工事の日付などを調整することになります。
そのため、申し込みから開通までに少し時間がかかることがあります。
ダークファイバー系光回線おすすめ 2選
実は、ダークファイバー系光回線のプロバイダはNURO光と、au光の2社だけとなっています。
それぞれの特徴をくわしくご紹介いたします。
NURO光
エリア | 北海道・関東・東海・関西・中国・九州 |
---|---|
最大通信速度 | 2Gbps |
契約期間 | 2年・3年・期間なし |
月額料金 | 戸建て:5,200~6,100円 マンション:2,092~3,630円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
開通工事費 | 44,000円 |
違約金 | 戸建て:3,740~3850円 マンション:363~528円 |
公式サイト | NURO光 |
ダークファイバーを利用している光回線で有名なのは、「ソニーネットワークコミュニケーション」が提供しているNURO光です。
最速クラスの通信速度
光回線業者は数多く存在しますが、一般的には下り最大速度が1Gbpsのプランが主流です。
しかし、NURO光は上り下り最大概ね10Gbpsという非常に高速な通信速度を実現した「NURO光 10G」というプランも提供しています。
このプランは、驚異的な速度を提供することで知られています。
また、NURO光の一般的なプランでも下り最大速度は2Gbpsとなっており、これは他の光回線サービスに比べても非常に高速です。
これにより、高速で快適なインターネット通信を行うことが可能となっています。
高いコストパフォーマンス
NURO光は、下り最大2Gbpsの高速通信速度を実現していますが、月額料金は5,200円(税込)(3年契約プランの場合)で、この金額にはプロバイダ料金も含まれています。
一部の回線ではプロバイダ料金が別途必要な場合もありますが、NURO光は月額料金のみとなっています。
ONU端末が無料レンタル
NURO光を導入する際には無線LANのためのルーターを別途購入する必要もありません。
無料で提供されるONU(Optical Network Unit=光回線終端装置)には、無線LANの機能も備わっており、パソコンやスマートフォン、タブレットなどを追加の機器なしにWi-Fiで接続することができます。
NURO光の提供エリア
NURO光の対応地域は以下。
- 北海道:北海道
- 東北エリア: 宮城県 ※10Gのみ提供
- 関東エリア: 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県
- 東海エリア: 愛知県、静岡県、岐阜県、三重県
- 関西エリア: 大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県
- 中国エリア: 広島県、岡山県
- 九州エリア: 福岡県、佐賀県※一部地域を除く
NURO光のデメリット
提供エリアが狭い
NURO光のIPv6は提供エリアが狭いため、地域によってはそもそも使うことができないケースがあります。
北海道エリア | 北海道 |
関東エリア | 東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・群馬県・栃木県 |
東海エリア | 愛知県・岐阜県・静岡県・三重県 |
関西エリア | 大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・奈良県 |
中国エリア | 広島県・岡山県 |
九州エリア | 福岡県・佐賀県 |
残念ながら、これらのエリア外にお住いの場合には、NURO光以外の光回線を選ぶ必要があります。
工事が2回に分かれている
NURO光を自宅に導入する際には、工事が2回必要となります。
屋外工事、屋内工事と2日間に分かれて実施されるためですね。
そのため、他の光回線と比べて、使い始めまでの日数が長くかかってしまいます。
マンションプランは制限が多い
NURO光は、マンションの場合「NURO光 for マンション」と呼ばれるサービスを利用することになります。
NURO光 for マンションは、導入に際して以下の条件が必要となります。
- 導入に4世帯以上の契約者が必要
- NURO光forマンションの提供エリア内である
- マンション管理者の承諾が必要
auひかり
エリア | 全国 (中部地方・関西地方・沖縄の一部地域を除く) |
---|---|
最大通信速度 | 1Gbps |
契約期間 | 2年/3年 |
月額料金 | 戸建て:5,390~5,720円 マンション:3,740~5,500円 |
契約事務手数料 | 3,300円 |
開通工事費 | 戸建て:41,250円 マンション:33,000円 ※実質無料 |
違約金 | 戸建て:4,730円 マンション:2,730円 |
公式ページ | auひかり |
auひかりも、自社で用意した回線のほかに、一部NTT系のダークファイバーを利用しているため、ダークファイバー系の光回線と言われています。
KDDIが運営しているため、au / UQ mobileスマホとのセット割引がお得です。
- auスマートバリュー…auスマホの月額料金が最大1,100円安くなる
- 自宅セット割…UQ mobileスマホの月額料金が最大1,100円安くなる
auひかりを提供しているKDDIは、自社でも光回線の設備を持っています。
しかし様々な事情により、NTTしか光ケーブルを引けないような地域も存在します。
そう言った地域でも、NTTのダークファイバーを利用するため、対応地域が広くなっているのもauひかりの特徴の1つです。
トップクラスの通信速度
通信速度が速く、多くのユーザーが「とても快適」と高く評価しています。
下り速度 | 上り速度 | |
---|---|---|
auひかり | 484.17Mbps | 446.86Mbps |
Softbank光 | 324.59Mbps | 255.73Mbps |
ドコモ光 | 274.17Mbps | 233.43Mbps |
出典:みん速
他キャリアが提供する光回線と比べても、非常に速度が速いことがわかります。
これは、auひかりだけがダークファイバーを利用しているためです。
一方で、Softbank光や、ドコモ光はNTTフレッツ光のライトファイバーを利用している「光コラボ」の光回線です。
auひかりの提供エリア
auひかりの対応地域は以下。
- 北海道:北海道
- 東北:青森、秋田、岩手、山形、宮城、福島
- 関東:東京都、神奈川、千葉、埼玉、群馬、茨城、栃木
- 信越:新潟、長野
- 中部:山梨
- 北陸:石川、富山、福井
- 中国:鳥取、岡山、島根、広島、山口
- 四国:香川、徳島、愛媛、高知
auひかりのデメリット
回線撤去費用が高額
auひかりを解約する場合は、回線撤去工事が※強制されます。
回線撤去工事費は31,680円と高額で契約者負担です。
解約金が発生しないタイミングで解約しても、撤去工事費は請求されてしまいます。
一方で、2022年9月1日以降に契約した方については、撤去工事の実施は希望者のみとなっています。
auひかりテレビサービスが地デジ非対応
光ファイバーでテレビを見れる「auひかりテレビ」では、BSや地デジを見ることができません。
auひかりの乗り換え前に、フレッツ光や光コラボ事業者でひかりTVを契約して、地デジやBSを見ていた方にとっては非常に不便です。
別途、地デジ用のアンテナを立てるか、ケーブルテレビを契約する必要があるためですね。
カスタマーセンターが混み合う場合がある
auひかりは人気の光回線のため、カスタマーセンターの問い合わせがつながりにくくなる場合があります。
特に問い合わせが集中するお昼ごろ(13時〜14時)や、電話窓口の終了間際には繋がらないことも多く、SNSでは改善してほしい。という口コミが多く見られました。
ダークファイバー系光回線のおすすめプロバイダまとめ
ダークファイバー系光回線は、お住いの地域が対応していれば、積極的に選びたいプロバイダです。
NTTが提供しているフレッツ光や、光コラボレーションと呼ばれる光回線と比べると、通信速度が速く、料金も安価なため多くのユーザーが満足しています。
また、利用している携帯キャリアのセット割が受けられるかどうか?も大きなポイントですね。
ご自身の状況に合わせて、最適な光回線プロバイダを選べると良いですね。
光回線は、一度契約したら数年にわたって使い続けるケースが大半です。そのため、損をしないためにじっくりと選ぶことをおすすめします。
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